Luminar AIをご存知でしょうか?
Liminar AIとは、2020年12月15日にSkylum(スカイラム)さんから発売される、人工知能技術が完全搭載された画像編集ソフトです。
今回私たちは、Luminar AIが発売されるにあたって、これまで使われているAdobe画像編集製品との違いを比較します。
「Luminar AI」はこんな方におすすめ!
爆速で綺麗な写真にしたい!
編集するのに2クリックで済んでしまうため、今まで時間をかけていた画像編集に大きな時間の差が生まれます。他の創作活動に時間を当てたい方にもおすすめです。
買い切りソフトの方がいい!
Adobe製品はサブスクリプション型であるため、毎月に一定のコストが生じてしまいます。
Luminar AIは買い切りであるため、ランニングコストがありません。
AIに加工させて新しい編集の幅を広げたい!
写真加工の新しい可能性がひらめくきっかけが見つかるかもしれません。
また、初心者の方はAIに編集を習うという使い方もできます。
Luminar AIとは?
機能
- ボディAI:ウエストを細く見せるなどで効果実現
- アイリスAI:表情に輝きを出し、瞳を豊に作成
- フェイスAI:目の下のくまを除去、顔の自然改良
- スキンAI:毛穴、体毛を保ちながら肌荒れ除去
- アクセントAI:自然光と本物のような色をいれる
- ボケAI:高品質レンズの背景ぼかし再現
これらの機能によってあらゆる年齢や顔、体型を変化させることができます。
マスキングやレイヤーを加えるというような面倒な手作業はいらないのが特徴です。
AIアシストが画像編集のテンプレートを提案!
Liminar AIに搭載されているAIが画像の内容と問題の両方を読み込んで最適なテンプラーとを提案してくれます。
基本機能によって人物が鮮やかに変あkしていることがわかります。この機能は人物だけでなく自然を編集可能です。
自然の画像も自動で鮮やかに編集が可能です。このテンプレートはカスタムで自分だけのオリジナルテンプレートを作成、保存することができます。「創作活動にもっと時間を作りたい」というクリエイターに対してのLuminar AIの思いが現れています。
基本機能も!
他にも、
- ホワイトバランス
- コントラスト
- ハイライト
- シャドウ
- 露出
- 黒レベル
- 白レベル
- 彩度
- トーンカーブ
- エッセンシャル
などの他の画像編集ソフトにもある基本的な編集も可能です。
エッセンシャル機能は、画像の対象物をなぞると上手く消すことができるAI機能です。
推奨動作環境
macOS | Windows | |
Macモデル/ハードウェア | MacBook、MacBook Air、MacBook Pro、iMac、iMac Pro、Mac Pro、Mac mini, 2010年初期以降 | マウスまたは類似する入力デバイスを備えたWindowsベースのハードウェアPC |
プロセッサ | CPU Intel® Core™ i5以上 | CPU Intel® Core™ i5以上、AMD Ryzen™ 5以上 |
OS | mac OS – 10.13以降. | 10(64ビットOSのみ) |
RAM | メモリ8 GB RAM以上(16GB以上のRAM推奨) | メモリ8 GB RAM以上(16GB以上のRAM推奨) |
ディスクの空き容量 | ハードウェアディスク10 GBの空き容量。SSD推奨。 | ハードウェアディスク10GBの空き容量。SSD推奨。 |
ディスプレイ | 1280×768サイズ以上。 | 1280×768サイズ以上。 |
グラフィックス | – | OpenGL 3.3以降対応のグラフィックカード |
Luminar 4との違いは?機能比較!
Luminar 4からLuminar AIに追加されたもの
Luminar 4では「切り抜き」だったものがLuminar AIでは「構図AI」に強化されています。
具体的に「構図AI」とは、起動させると、AIがその画像をよりよく見せることができるトリミングを提案してくれる機能です。
他には、「消去」が追加されており、画像の人物などをなぞると消去することができる機能です。
また、「傾きを水平に直す機能」「遠近感の修正」なども追加されています。
いくつか名称が変更されているものもあり、
- 「AI補正」→「補正AI」
- 「ディテール補正」→「詳細」
- 「AIストラクチャ」→「縁取り」
- 「ランドスケープ・エンハンサー」→「風景写真」
に名称が変更されています。
他の機能も追加強化されており、まとめると以下が変更点となります。
- 「切り抜き」→「構図AI」にパワーアップ!
- 「消去」が追加!機能がパワーアップ!
- 「傾きを水平に直す機能」追加
- 「遠近感の修正」追加
- 「アトモスフィアAI」(霧やもやなどの自然を幻想的に追加する機能)追加
- 「オートン効果」がなくなり「ボディAI」が追加
- 「マスク編集」がなくなり「ローカルマスキング」(顔の編集機能)が追加
- Looksがなくなった。
- 「AI補正」→「補正AI」に名称変更
- 「ディテール補正」→「詳細」に名称変更
- 「AIストラクチャ」→「縁取り」に名称変更
- 「ランドスケープ・エンハンサー」→「風景写真」に名称変更
- 高度なコントラスト→「スーパーコントラスト」に名称変更
- 色補正→カラーハーモニーに名称変更
これらのように変更されています。
価格比較表
Luminar AI
※割引金額
Maxセット | Plusセット | スタンダードVer | |
Luminar AI 2台 11,980円 | Luminar AI 2台 11,980円 | Luminar AI 1台 9,580円 / 2台11,980円 | |
Luminar 4(2台) 4980円※ | 爽やかな朝 0円※ | – | |
Aurora HDR 8780円※ | 神秘の夕暮れ 0円※ | – | |
共に写真で物語を伝える 12,750円 | – | – | |
合計 | 38490円 | 11980円 | 9,580円/11980円 |
Luminar 4
※割引金額
Maxエディション | Plusエディション | BASICエディション | |
Luminar 4 2台 4,980円※ | Luminar 4 2台 4,980円※ | Luminar 4 1台 7,800円 / 2台10,560円 | |
Luminar AI 11,980円 | Luminar AI 11,980円 | – | |
Aurora HDR 6,400円※ | – | – | |
合計 | 25,740円 | 16,960円 | 7,800円/10,560円 |
Creative Cloud(Adobe)
コンプリート | コンプリート(学生/教職員) | Illustrator+フォト | フォトプラン | Lightroom 単体 | Photoshop 単体 | |
合計 | 5,680円/月(税別) | 1,980円/月(税別) | 3,460円/月(税別) | 980円/月(税別) | 980円/月(税別) | 2,480円/月(税別) |
まとめ
いかがでしたでしょうか?今回は2020年12月15日発売の「Luminar AI」について紹介いたしました。
Luminar AIは買い切り型の画像編集AIソフトウェアとして注目を浴びそうです。Adobeフォトプランの10ヶ月分の価格で買い切り購入可能のなので、機能面からすると破格と私は考えます。
購入を検討する際は是非、価格表や機能面比較を参考にしてください。</p