「ノーコード」という言葉を最近耳にする方が多くなってきたのではないでしょうか?
2020年8月にはNewsPicsでも取り上げられ、現在話題となっております。
スタートアップではノーコードでMVP検証をするなど、非常に手助けとなるツールです。
ノーコードは素早い構築、圧倒的コスト削減、素早い検証であなたのサービスの手助けをします。
そこで私たちはこの記事で、一体どのようなツールが使用されているのか、スタートアップ構築のためのノーコードツール14個を紹介していこうと思います。
ノーコード開発による素早い検証
ノーコードでは、Webサイトの立ち上げ、アプリ開発だけでなく、自動システムの構築も可能です。
これらの構築でより少ない人数で大きなサービスを動かすことができます。
このように素早い検証で必要なものを見極め、作業の効率化を図れます。
ここからは具体的なノーコードツールを14個、NoCodeCamp創始者のNoCode Ninjaさんが紹介しているので見ていこうと思います!
参照記事:https://note.com/nocodeninja/n/n71cf2594e4d6
Webflow
Saasを使ったWebサイトから、ECサイトまで。一行のコードも知ることなく、どんなWebサイトも構築可能です。
バラエティ豊かなテンプレートと、直感的なドラッグ&ドロップ。アイディア一つに始まり、立ち上げまで素早くWebサイトを作ることが出来ます。
テンプレートを使ったり、もしくは一からの構築でも、Webflowでのカスタマイズが可能です。視覚的な操作での開発により、あなたの創造性を掻き立てながら実用的なプロダクトを作ることができます。
ほとんどのスタートアップはWebサイトに費やす予算がありません。その中でWebflowはお手頃に始められ、膨大な時間とお金を費やさなくても高品質なWebサイトを構築できます。
Scapic
オンラインでのショッピングは便利ですが、直接手に取ってみることができない不便さがあります。ECサイトで商品を見るとき、皆手に取って確かめたいものです。写真も良いですが、表現には限りがあるでしょう。
こんな時、拡張現実の出番です。Scapicを使うと、拡張現実の機能をオンラインストアに実装可能となります。しかも、ノーコードでです。
見ているユーザーは360度どこからでも確認できます。商品の情報を伝えるのに非常に有利です。
スタートアップのウェブサイトにこの一際目立つAR機能を実装していると、競合から一歩抜け出すことができるかもしれません。Scapicはこの注目を集める技術を自身のサイトデザインに簡単に加えることができます。
Mailchimp
スタートアップの構築に必要なのは、顧客を増やし顧客を知ることです。
Mailchimpは必要な顧客情報を集め、分析をし、連絡を取るのに必要な機能を備えたツールです。
Mailchimpを使うことでそれぞれの調査や、ソーシャルメディアへのキャンペーン、顧客データベースの構築を行うことができます。SquareやLiveChatのようなソフトウェアの連携をノーコードで実行し、必要なものを多目的にかつシンプルに自動化することが可能となります。
スタートアップの初期段階は特に、顧客の定着とコミュニケーションは重要です。Mailchimpのサービスはより迅速かつスマートに仕上げます。
Parabola
連携したデータを自動化してアプリに接続するのは大変なことです。Parabolaはこれらを全て管理できるようにします。
APIや外部データベース、複雑なEコマースであっても、顧客の動作環境の接続や自動化を合理的に処理します。
Parabolaのドラッグ&ドロップにより、プロセスの合理化やワークフローを形成します。Salesforce, Mailchimp, Shopifyやその他あらゆるツールにデータがあっても、Parabolaはビジネスシーンで欠かせないデータ管理ツールです。
Voiceflow
ここ数年前までは、音声技術の革新がどれくらい可能なものなのか予測がつきませんでした。
SiriやAlexaは当初誰も知りませんでしたが、今やすごく身近な存在です。欲しい時に欲しい情報をくれるし、暇な時に変な質問をしたりしています(Siriに自分自身がチューリングテスト(人工知能的かどうかの判断テスト)を通過できると思うかを尋ねたのは私だけでしょうか)。
ボイスアプリを作ることはプログラミングができる人に限定されるべきではありません。Voiceflowはコードを一行も書かないAxelaやGoogleの音声機能のようなアプリ開発を誰でも可能にしてくれます。
そしてスピーディーなアプリ開発が可能になるロジックと構造を持っているので、ドラッグ&ドロップを上手に使うだけで音声アプリが作れます。複雑さのない、とてもシンプルなものです。
GoogleやAxelaのようなアプリを作りたいと思っているなら、どんな方でもVoiceflowで叶えることができるのです。
Bubble
ノーコードはソフトウェアを進化させてゆきます。Bubbleを使えばプログラミング言語の知識を必要とせずに独自のアプリを作ることができます。
Bubbleはアプリ開発者に視覚的操作での優れた機能を提供し、アプリを完全な作品に仕上げることを可能にします。強力なカスタマイズ機能を持つBubbleは、ソフトウェアやアプリを開発するのにうってつけです。
アプリ製作やプロトタイプ、世の中に向けてローンチするようなアイディアを持つ人なら誰でも着手できます。スキルがある無しに関係なく、ノーコードは思い描いていることを実現可能にしてくれるのです。
Makerpad
ノーコードが何をできるかについてはもうご存じかもしれませんが、もしかしたらもっと学びたいと思うかもしれません。もっと作りたいとも思うかもしれませんが、果たしてどうすれば可能なのかは明確にはわかりません。
Makerpadには講義やツール、ケーススタディやアプリ作成に必要なことのリソースがあり、誰でもやりたい事を実現しうる環境が整っています。
そしてこれらのリソースに加えて、Makerpadはスタートアップでのノーコード開発をサポートする教育や必要なものを有料サービスで提供しています。
もしノーコードでの他にない知見を探しているのでしたら、Makerpadにはそれがあるかもしれません。
Airtable
スプレッドシートの機能を全部持っていて、なおかつ洗練されたデータベースの処理能力と連携させて自動化される仕組みがあるとしたらどうでしょう。
Airtableはスプレッドシートとデータベースを一つのプログラムにまとめてくれます。カスタマイズできる汎用性の高いプロダクトを提供するので、他のビジネス系ツールとは一線を画しています。
プロジェクトの完成スケジュールを管理したり、顧客リストを編集したり、他のあらゆる情報を整理する必要があるかどうかはさておきですが、Airtableはこれらを容易にしてくれます。
カスタマイズされたそれぞれの機能のシステム化により、スタートアップに必要なものを正確に作成して、他の人と自由に共有できます。
Coda
Codaはワークフローの統一性を目指しています。スプレッドシート、アプリ、データベースなどオンラインでないものの代わりに、Codaは一つの集合体を作りそこにまとめてくれます。
Codaのパックを通じてこれらは接続され、SlackやGoogleカレンダー、Jiraなどを安心して繋げられます。
Codaのこのドキュメントシステムによって(この装飾を使うのが楽しい)難しいスタートアップのシステムを簡略化し、メンバー全員とのコミュニケーションを円滑にしてくれます。
Gumroad
スタートアップについて話すと、多くの人がテクノロジーの魅力的な未来について考えます。
しかし、起業家を志す人たちは何もデジタル界隈の人たちだけではありません。自分の創造性で生計を立てたいと思っている人もまた多いものです。
ポッドキャストを持っていたり、イラストを作ったり、音楽を作ったり、または独自のオンラインコースを始めたりする場合など。
Gumroadは創造性をしっかりと出すEコマースを提供し、アーティストたち自身がビジネスオーナーになることができます。
Landbot
チャットボットは便利です。多くの人が探している情報を提供し、人々を集めて誘導することができますし、Webサイトを豊かにして人々と自ブランドをより強く繋げてくれます。
Landbotは独自のチャットボットを作成でき、ユーザーを上手に導く会話を設定できます。
わかりやすいワークフローで、それぞれ異なった会話の端々を全てつなげることができます。新しいワッツアップメッセンジャーと一緒にして、これまで会話をしていた自ブランドのファンにお届けできます。
Zapier
今あなたはそれぞれのアプリにある重要なデータを一つにまとめて自動化したいと考えているでしょうか。
Zapierは様々なアプリをひとまとめにし、ワークフローで自動化してスピーディーにします。
Zapierの自動化は、企業が普段使用する使い慣れたツールも対象になります。
例えばですが、Twitter、Slack、Dropbox、Shopifyなどです。これらを自動化することで時間を効率的にし、あなたの会社をより良い方向へ導きます。
Thunkable
モバイルアプリ構築で何か新しいことを探しているとしたら、Thunkableはデジタル関連の成果物を作る手助けになるノーコードツールです。
ドラッグ&ドロップで色んな機能を接続し、独自アプリを構成するあらゆる流れを作ることができます。
最終的にはモバイルアプリを作ってiOSとAndroidどちらでも機能するようにします。自身で何か変更を加えなくても可能なのです。
また、あらゆる無料のプロジェクトを使えるので、1から始めなくてもオリジナルのモバイルアプリが作れます。
Typeform
投稿フォームやアンケートなどユーザーを主導する方法を探しているのでしたら、Typeformはぴったりなノーコードツールです。データ収集を簡単にし、自ブランドに合う優れたユーザーエクスペリエンスを提供します。
Turtle社で使われているアプリを確認することでTypeformの模範例を是非見てみましょう。
Typeformはとても簡単に作れますし、ノーコードでの統合のやり方を確認できる様々な講義がWebflowUniversityにあります。
Typeform Professionalでは、必要になったら個人それぞれで質問が出来るようになりました。様々な顧客に向けた個人向けの経験パターンを作ることがこれまで以上に重要となり、Typeformがそれを実現させます。
まとめ
NoCode Ninjaさんのツール紹介はいかがだったでしょうか?
ノーコードはWeb作成、アプリ作成だけでなく、自動化構築などもノーコード で可能であることがわかります。
また、学習コストが極めて低く、スタートアップにマストである、開発コスト削減、素早い検証も可能となります。
ぜひスタートアップ、またそれ以外の会社にノーコードを取り入れたはいかがでしょうか?