総合型選抜専門塾で高校生の大学受験のAO入試に特化した塾を展開している株式会社花形様に導入しているSaaSについてインタビューさせていただきました。
インタビュー先情報
会社情報
- 株式会社花形
- HP:https://hanagata.co/
「人の力を証明する」
総合型選抜専門塾で高校生の大学受験のAO入試に特化した塾を展開しています。
2021年2月で創業から5期目。今現段階では8校舎、生徒数は毎年600人を超えています。
インタビュー者:>株式会社花形 取締役 松田大樹様
関西学院大学卒業後、経営コンサルタントとして、個人で東証一部上場企業の数十億規模の事業採算性調査を担当。
2019年新規上場を果たした企業のCustomer Success部門の立ち上げから株式公開まで牽引する。
参考ホームページ:松田大樹 株式会社花形(HANAGATA Inc.)
導入事例
マネーフォワードで給与管理を効率的に!
導入背景
使用している知り合いがおり、連携が使いやすいことからマネーフォワードを導入しました。
使用方法
給与明細の発行をメインとした給与管理に使用しています。
Slackで従業員との連絡を円滑に!
導入背景
元々個人で使用していたのと、情報システムエンジニアの従業員とも話し合いをし結果、slackが一番使いやすいことから会社としての導入を決めました。
使用方法
塾なのでバイトと社員間の連絡はフェイスブックのワークプレイスを使用し、社員と外部間はスラックを使用するなどして使い分けています。
セールスフォースと連携させてます。
使いやすさが決め手!一連で契約書発行までできるSalesforce
導入背景
他の会社でも使っており、使いやすいと感じたため導入をしました。また、顧客データを入れ込むデータベースが欲しかったというのも導入背景にありました。
使用方法
セールスフォース自体はリード獲得で使用しております。
例えば、webでコンバージョンしたデータをsalesforceに入力し、そこに入塾の相談、保護者生徒、存続生を記入し、どのプランを契約しているのか等を管理できるようにしてます。
また、DocSignと連携もしているので契約書の発行まで一連で行うこともできます。
良かった点
- 縛りが少なく使いやすい点。
- データから分析することが出来る点。
悪かった点
- サービスが乱立しておりコストが多くかかる点。
- 仕事を作るのに時間がかかる点。
誰でも迅速に!自社製品の添削サービス「Quick Check(クイックチェック)」
AO入試で必要な自己推薦書や志望理由書、小論文、面接のうちの志望理由書、小論文、面接を三つに分けて、地方の子やご家庭的にお金のない子たちが提出する前にチェックしておきたい書類等をオンライン上でアップされたものを3日以内に添削し送り返すサービスを展開しています。
他社だと1週間や2週間かかるのに比べて、3日以内でできるのは当社の強みです。
アプリではなくWeb申し込みの形で、去年は100件ほどの申し込みがありました。
こちらからも気になっていたことをお聞きしました!
インタビューを通して、数多くあるSaaSをただ利用すればいいのではなく、いかに使いこなせるかが鍵になっていると感じました。
使うのに時間がかかってしまったり、サービスを区分けしすぎてお金がかかりすぎてしまうとかえって非効率になってしまいます。
今回事業の展望として、教育現場でのSaaSはビジネスに合わせるシステムを探し、自社でシステムを作って他のエンジニアや開発会社が社内でエンジニアが勝手に作ったシステムをバンバン売った方が理想だとおっしゃられていましたが、あるものを使うだけでなくないものを作り上げていくことも必要であることを痛感しました。
この記事に登場したSaaS
マネーフォワード
個人向け、法人向けに提供している金融系ウェブサービス。
Slack
コミュニケーションツール。様々なサービスと連携が可能で、社内コミュニケーションツールとして多数の会社が導入。
Salesforce
クラウド型のビジネスアプリケーション。営業支援、顧客管理などを中核に目的に合わせて複数の商品を組み合わせて使えるプラットホーム。