Bubbleの使い方を学ぶ、アプリケーションとデータの所有権

ノーコードでWebアプリ作成 ~Bubble編~|濱口 まさみつ|note

Bubbleの編集スキルを学ぶことは、どれだけ慣れているかにもよりますが、数時間から数日かかることもあります。サインアップして数分後にはよく機能するアプリを作れるだろうと期待して直接アプリ制作に飛びつくのではなく、何か新しいことを”学ぶ”マインドセットでBubbleを使い始めることをお勧めします。

概念とツールをよく理解すれば、コードなしでどれだけのことができるのか、どれだけ速くできるのかを実感できるでしょう。

目次

オススメのアプローチ

みなさんはBubbleの使い方を学んでいく上で、自分の学習スタイルに合ったスタイルでBubbleの編集スキルを習得されてるいくと思います。

ここでは、他のユーザーがどのようにしてBubbleの使い方を学んできたのかを紹介します。

まずはウェルカムページのレッスンから始めるといいでしょう。これらのレッスンは相互に作用するモジュールで、10分以内にシンプルかつ、実際のアプリを構築するためにどこをクリックすればよいかを示しています。

例えば、ユーザーに住所を保存させて地図上に表示させる方法、サインアップダイアログボックスを構築する方法、GiphyからアニメーションGIFを取得する方法などを学ぶことができます。

レッスンを受講すると、どこをクリックすればいいのか矢印で表示され、ユーザーインターフェイスで迷った場合は正しい場所に戻ってくるようになっています。

全てのレッスンにおいて、同じ手順で2回受講されることをお勧めします。2回目は1回目とは異なり、補助の矢印は表示されません。この方法はみなさんがアプリケーション編集にすぐに慣れる近道と言えるでしょう。

ウェルカムページのレッスンを終えたら、あなたの学習スタイルに応じて2つのオプションがあります。

①実際に操作する前にマニュアルを読むのが得意な人は、ビデオを見るかマニュアルを読んでください。

②実際に手を動かしながら何かを学ぶことが得意人は、実際に簡単なアプリの構築を開始します。これを行うことを選択した場合、練習用のシンプルで簡単なアプリを構築することから始めることをお勧めします。

例えば家族が次のスーパーマーケットで何を買うべきかをお知らせするアプリ、または同僚がオフィスでどんなことに頭を悩ませているものを報告するアプリ(コーヒーマシンのノイズなど)。

これらの例は非常に単純ですが、Bubbleで構築する際に理解する必要がある基本的なロジックの多くをカバーしており、実際に役立つことがあります。

コミュニティ内で他のユーザーと助け合う

他の人と一緒に学ぶのはいつでも楽しいものです。行き詰まったときには、時間をかけて文章やマニュアルを読んでみるのもいいですが、遠慮せずにBubbleの他のユーザーがいるコミュニティに助けを求めてください。

他のユーザーもあなたと同じような経験をしているはずですし、コミュニティがどれだけ役に立っているかを知ることができるでしょう。疑問に対する回答を得るために、いくつかやるべきことがあります。

①他の人があなたの質問が何についてのものなのか、簡単な質問か難しい質問なのかなどが分かるように、明確な質問を投げかけることから始めるようにしましょう。

あなたがすでにトライしてみたことを描いてみてください。これは他の人があなたの質問に対して可能な答えを絞り込むのに役立ちます。

③他の人がアクセスできるように、アプリをオープンアプリとして共有します。アプリが機密性の高いプライベートなものである場合は、これまでに何をしたのかを示す明確なスクリーンショットをいくつか使用します。

一般的に、他のユーザーがあなたのアプリの現在の状態を見ることができれば、常により多くの助けを得ることができます。

アプリケーションとデータの所有権

知的財産の所有権

ここで紹介する基本的なルールは、「あなたのデータを所有すること」です。これには、アプリケーションのデザインとユーザーがアップロードするデータが含まれます(もちろん、ユーザーとの契約に基づいて)。

Bubbleが所有しているのは、アプリケーションを実行するコードであり、アプリ固有のものではありません。これは、Microsoftという会社がMicrosoft Wordというソフトウェアを所有しているという事実に似ていますが、別にMicrosoftはMicrosoft Wordを使って書かれた本を所有しているわけではありません。

アプリケーションとデータをエクスポートする

Bubbleはユーザーが作成したデータをCSVファイルの形で自動的にエクスポートする機能をサポートしています。

また、Bubble APIを使用して、自動化された、よりスケーラブルな方法でデータを読み取るスクリプトを書くこともできます。

Bubbleアプリは、Bubbleプラットフォーム上でのみ実行でき、アプリケーションをコードとして他の場所へエクスポートする方法はありません。Bubbleプラットフォームからの移行を決めた場合、アプリケーションロジックを再構築する必要があります。

あなたがBubbleから離れたい場合も心配ありません。BubbleのJavascriptとAPIの統合により、システムのハードリミットに達することはありません。

Bubbleの専用プランでは、Bubbleが管理するアプリケーション専用のクラスターを使用でき、他のBubbleアプリケーションとは独立してビジネスの成長に合わせて拡張することができます。

まとめ

この記事ではノーコードツール、Bubbleの使い方を勉強する方法を紹介しました。また、アプリケーションとデータの所有権について解説しました。

便利でより簡単にアプリーケーションが作成できる分、簡単なアプリ制作を通じて様々なスキルを習得することがキーポイントになりそうですね。

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